社員の育成に繋がった「研修」と「サーベイ」のおかげで、変化が生まれました

NTTクラルティ_事例

NTTクラルティ株式会社様

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業種 情報通信業
従業員数 470名(2022年2月1日現在)
課題

PCスキルにばらつきがある


ご担当者様
ビジネスサービス部 サービス推進担当
  担当部長 渡辺 裕 様
  担当者 徳永 聡子 様
導入前の課題・背景
見える化したスキルレベルを「個々人の育成計画」に活用
  • 中途採用が多く、Excelスキルにばらつきがあった
  • Excelの基本的なスキルを身につけていない社員に研修を提供し、業務効率化に繋げたかった
  • サーベイで研修前後のスキル状況が把握できる点と、一回の研修で幅広く習得できる点が決め手に
導入後の成果・効果
業務効率化だけでなく、社員の成長意欲促進のきっかけに
  • 研修で配られたショートカットキー一覧を身近に置いて使うことで効率化が測れた
  • 社員のスキル状況が把握でき、個々人の育成プランに活用できた
  • 企業に合わせたカリキュラムにより、社員の研修に対する違和感や拒絶感が減り、成長意欲が高まった

導入いただいた研修:Excel業務効率化研修(実践編)
効率の良い操作を習得し、作業時間を短縮させます。幅広くスキルを身に付け、データによってスキルの使い分けを行うことを学習し、「Excelができる」ではなく「ビジネスシーンで効率よく活用できる」を目指す研修です。

導入前の課題・背景

エクセルスキルサーベイで見える化したスキルレベルを「個々人の育成計画」に活用

リンクアカデミーの法人研修を導入された背景や経緯はどういったところでしょうか?

德永様:
NTTクラルティ株式会社は、中途採用が多く、一般事務の経験が全くない社員もいれば、前職はプログラマーで高いスキルを持っていたりと、どうしてもスキルにばらつきがあるという点が課題でした。

そして、Excelの基本的なスキルを身につけていない社員も多かったため、まずは業務を効率的に進めるうえで、身につけてほしいPCスキルを習得する研修を計画したのが導入のきっかけです。

武蔵野、仙台、浦和の3拠点の社員に受講してもらうため、その拠点の近くを探したところ、該当したのがアビバでした。そこからアビバを運営するリンクアカデミーの法人研修を紹介してもらうことになったのが経緯です。

PCスキル研修はリンクアカデミーが初めてでした。

初めて社外のPCスキル研修を受けられるまでに、ハードルはありましたか?

德永様:社外研修のハードルはそんなに高くはなかったです。リンクアカデミーが「パソコン教室のアビバ」を運営していることがわかり、信頼できそうだなと感じました。

また、研修導入前に、個人のスキルがどれくらいかを把握できるサーベイに、とても魅力を感じました。あとは、一回の研修で幅広く習得できるカリキュラムで構成されていて、一日で私たちが求めていた知識を習得できる効率的な研修であったところが、とてもありがたいと思いました。

サーベイについて関心を持たれたということですが、どういったところが魅力に感じていただけたのでしょうか?

德永様:パソコンができるといった抽象的な言葉ではなく、社員の研修前後のスキルのレベルを可視化できた、数値化できたというのは、とても良かったと思います。

研修後、受講した社員から、「昔Excel習ってたけどすっかり便利な機能を使うのを忘れていました」とか、「今回を機にまたショートカットキーを使ってみたいと思います」など「効率化したい」という意見が多くあげられました。自分たちが身につけたことを活かしていこうという感想があがったことは、とても良かったと思っています

渡辺様:もともと個々人のスキル状況を把握する上で、「この人は、業務スキルが10個あるうちの現在は5個まで持っている」といった“スキル把握状況”というものと、Excelスキルについて、サーベイのように「この人のExcelスキルはA~Cのランクの中でBでこういったことができる」というものを作っていました。社員個々人の育成方針や次のアクションプランを思考する上で、エクセルスキルサーベイの結果は活用できました。

個々人のスキル状況や育成方針の作成は重要なポイントですね。もともと個々人スキルを管理されていたのでしょうか?

渡辺様:はい、マネージャー個人個人で、今この社員についてはこのぐらいのスキルがあるというのを把握するようにしています。例えばの10項目のセンターの業務があったとして、それがクリアできるようになったら、社員の次のステップを検討します。2年前から、社員のモチベーションを高めるという目的でもありますが、キャリアパスを考える上で、「この人はどれくらいのタイミングでどういう風な成長度合いにしていこう」という様なものを作っています。

リンクアカデミーの法人研修を導入する前は、PCスキルの把握は面談でのヒアリングレベルでした。あと我々も自前でパワーポイントを使ったプレゼン研修などを行っており、その際にパワーポイントのスキル度合いを見ていましたね。ただ、Excelに関しては、なかなか自分達では手をつけられなかったので、補ってもらうためにリンクアカデミーに協力を仰ぎました。

もう一つ、少し話が飛びますが、研修が陳腐化しないように、半年、あるいは四半期に一回くらい定期的に自前で問題を作り、テストを組織内の全社員に配って、100点が取れるまで何回も繰り返しやる、ということを独自に行っています。テストの結果は、直接評価に繋がるものではありませんが、習得したスキルを忘れないようにして、更に興味が出れば、他やもう少し上級の勉強してみようかなといった、自分たちのモチベーションにも繋げてもらえるように、働きかけをしています。

導入後の成果・効果

企業体質や社員の状態を理解したうえで組まれたカリキュラムだから、理解を高められる

研修を受けて、何か印象に残ってる出来事、エピソードはありますか?

德永様:
いままで把握できていなかった「この人は、こんなにパソコンスキル高かったんだ」ということに気づけたことです。また、すぐに業務効率を図ろうと気持ちが変化したというか、劇的ではないのですが、「やってみたいと思います!」といった部分が出てきたところです。

渡辺様:ショートカットキーなどは、今まで自分で使っていなかったものが使えるようになったとか、研修で配られたショートカットキー一覧を身近に置いて使うことで効率化が測れたとかの声も聞けたので、有効活用できたなと思います。

そして、気づきというのは、やはり、個々人の育成プランへの活用ですね。あとは、研修に対する違和感や拒絶感っていうのは、リンクアカデミーの研修でなくなってきた印象です。逆に研修の感触を得たことで、AccessやVBAの研修をやってみたいといった成長への貪欲さが出てきたと思います。

研修に対する違和感みたいなものは以前は強くあったんでしょうか?

渡辺様:私たちの会社は特例子会社という事もあって、障がいのある社員が多く、身体の障がいがある人もいるし、メンタルの障がいがある人もいます。そういう意味では研修を開始する時には、十分調整はさせてもらっていて、例えば、少し耳が聞こえにくい人は講師やスピーカーの近くに座らせていただくとか、休憩は通常90分に1回でやるところを60分とか短いターンで休憩を入れていただくとか、配慮事項は事前に多く打ち合わせをさせてもらいました。その辺りは一般の研修よりも、気を使ってもらえたと感じるところです。

法人研修は、一般的にはどちらかというと講師主導の印象を持っていたのですけれど、企業の体質であるとか、企業の社員がどういった状態であるかという事を理解したうえで、カリキュラムを作ってもらえたのは、すごく有り難かったですね。せっかくお金をかけてやる研修であれば、理解をしてもらうことが重要だと思うんです。例えば少しレベルを下げたとしても、理解力が高まるのであれば、そちらの方が良い。マニュアルどおりのカリキュラムよりは、どう理解をしてもらうか、というほうに重点を置いたカリキュラムにしてもらっています。

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