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集合研修とは?オンライン研修との比較や、メリット・デメリットを徹底解説

目次[非表示]

  1. 1.集合研修とは?
  2. 2.集合研修のメリット3つ
    1. 2.1.メリット①:従業員同士での交流が生まれる
    2. 2.2.メリット②:その場で議論や質問がしやすい
    3. 2.3.メリット③:グループダイナミクスの効果が高まる
  3. 3.集合研修のデメリット3つ
    1. 3.1.デメリット①:スケジュールの調整が難しい
    2. 3.2.デメリット②:コストがかかる
    3. 3.3.デメリット③:学びを定着させる工夫が必要
  4. 4.集合研修とオンライン研修の違いは?
    1. 4.1.オンライン研修のメリット
    2. 4.2.オンライン研修のデメリット
  5. 5.集合研修とオンライン研修、どちらを選択すべきか?
    1. 5.1.集合研修に向いている研修
    2. 5.2.オンライン研修に向いている研修
  6. 6.集合研修を効果的に行うためには?
    1. 6.1.目的やゴールを明確にする
    2. 6.2.集合研修とオンライン研修を組み合わせて行う
    3. 6.3.外部の機関を活用する
  7. 7.リンクアカデミーの研修なら、どんな課題・ニーズにも対応
  8. 8.リンクアカデミーの研修導入事例
  9. 9.記事まとめ


  新入社員研修や管理職研修、キャリア研修など企業では、人材育成や組織力の向上のために様々な研修を行っています。新型コロナウイルスの蔓延により、オンライン研修やウェビナーが社会全体に普及して頻繁に行われるようになりましたが、その中で改めて集合研修の効果や重要性を感じることにもなりました。本記事では、集合研修の特徴やメリット・デメリットを改めて確認し、効果的な実施のポイントをご紹介します。


集合研修とは?

 「集合研修」とは、同じ場所に講師や研修受講者を集めて対面形式で実施する研修の形態です。一般的には6名〜15名程度が集合しますが、場合によっては数十名、数百名が集まる場合もあります。オンライン研修やウェビナー、eラーニングが発展する前には研修と言えば集合研修がイメージされていました。

 「新入社員研修」や「管理職研修」、「キャリア研修」などテーマや内容については目的や企業によって様々です。また、社内の従業員のみで企画〜実施を行うこともあれば、社外のプロ講師や研修サービスを提供している企業や事業主に委託する場合もあります。


集合研修のメリット3つ

 集合研修には様々なメリットがありますが、代表的なものを3つご紹介します。

メリット①:従業員同士での交流が生まれる

 集合研修では多くの従業員が同じ場所に集まります。普段は業務で関わることが少ない従業員同士や、他部署の従業員同士でも交流が生まれることが期待できます。また、普段部署内や業務上で関わる人でも、研修を通してそれまで見えなかった一面を見ることができるとよりその人への理解が深まることになります。

 従業員同士の交流が生まれることで、それまで以上に部署内でのチームワークや連携が向上したり、部署間で協力した業務遂行や相互のサポートが生まれるきっかけになるでしょう。

メリット②:その場で議論や質問がしやすい

 集合研修では講師から直接指導を受けることができ、受講者もある程度近い距離で研修を受けることになります。そのため、研修中に不明点を質問したり、気になることを議論したりといった行動を取りやすくなります。

 質問や議論が生まれると、本人の疑問が解消するだけではなく、周囲の受講者にも新しい視点や気づかなかった問題を見たり考えたりする機会になります。また、講師からもその場でフィードバックを受け取ることができるため、また新たな議論や考えも生まれやすくなります。質問・フィードバック・議論が重なることで研修での学びがより深まることが期待できます。

メリット③:グループダイナミクスの効果が高まる

 「グループダイナミクス」とは、心理学者のクルト・レヴィンが提唱した理論であり、「集団の中で生じる圧力により個人の行動が変わる」という考え方です。研修の目的によっては、受講者にある程度の葛藤や悩みを体験してもらうことが重要になる場合があります。

 「自分は絶対こう思うが、このチームだと受け入れられない」「自分が思っていたよりも、チームで考えた方が良い結果になった」といった、集団ならではで生じる効果が集合研修で対面で議論やワークによって高まりやすい傾向があります。


集合研修のデメリット3つ

 一方で、集合研修にはデメリットも存在します。主に挙げられるデメリットをご紹介します。

デメリット①:スケジュールの調整が難しい

 集合研修は講師や受講生、運営スタッフ全員が一度に集まるため、それぞれのスケジュールを調整する必要があります。少人数であればある程度スケジュールが合いやすいかもしれませんが、人数が増えるほど会場への移動の時間を含めるとスケジュールの調整が困難になりやすいでしょう。

 また、昨今は新型コロナウイルス感染防止のために大人数が1つの会場に集まることを避ける必要があります。人数の制約で会場によっては複数の部屋や場所を利用することになりますが、その場合全ての場所が研修期間で利用できるかも確認・調整することになります。

デメリット②:コストがかかる

 集合研修では会場の利用費や移動費などの金銭的なコストがかかります。外部の研修サービスを利用する場合には、そのプログラム費用や講師費なども発生することになります。研修の内容によっては複数回に分けて実施することもあるため、その分の費用がかかり、企業にとっての負担は大きくなるでしょう。

 また、金銭的なコストだけではなく集合研修の実施のためには、会場の手配や移動の指示、会場のセッティングなども必要になってきます。その作業を行うための人的なコストや労力も集合研修によって生じるデメリットだと言えるでしょう。

デメリット③:学びを定着させる工夫が必要

 集合研修では、「研修当日は学びがあり、モチベーションが高まったが日常の業務の中では忘れている」ということが「陥りがちな状態」として挙げられます。集合研修ではあまり会わない人と会ったり、いつもとは違う場所で研修を受けたりするため、非日常感の中で気分が高揚しやすい傾向があります。

 しかし、研修後に学び直しや習慣的な振り返りの機会を設けていない場合には、研修中に気づいたこと・学んだことを忘れてしまい、結果として業務に活かせないままになる可能性が高いでしょう。


集合研修とオンライン研修の違いは?

 「オンライン研修」とは、講師や受講者が同じ場所に集まることなく、Web会議ツールを活用してインターネットを介して実施される研修です。特に新型コロナウイルスの蔓延に伴う政府からの要請もあって、対面で集まることを控えるようになった近年では急速に需要が高まりました。

 これまで集合研修を提供してきた事業主も、ニーズの変化に合わせて研修サービスのオンライン化を進めており、現在は様々な研修をオンラインで利用することができるようになっています。

 集合型研修とは違い、オンライン研修にはどのような特徴があるのかを確認していきましょう。

オンライン研修のメリット

■メリット①:場所を選ばない
 オンライン研修で最も感じやすいメリットとして、「場所を選ばずに受講ができる」ことが挙げられます。集合型研修では研修会場に直接出向く必要があったのに対して、オンライン研修ではWeb会議ツールを用いて自分の職場や自宅など好きな場所で受講することができます。特に拠点が複数の地域にまたがっている場合や、リモートワークを推奨している場合には大きなメリットになるでしょう。

■メリット②:コストを削減できる
 集合型研修では会場費に加えて、講師や受講者の移動費や宿泊費、食事代などのコストがかかります。一方で、オンライン研修ではこれらのコストを大幅に削減することができます。また、会場の設営やそれにかかる人的コストについても削減ができるので、開催自体も非常に効率的になります。

■メリット③:業務調整の負担を減らせる
 集合研修では、移動や宿泊などを含めると、研修前後で調整する必要がある業務の時間や量が多くなる傾向があります。オンライン研修は移動や宿泊をする必要がないため、その分業務調整にかかる負担を減らすことができます。

オンライン研修のデメリット

■デメリット①:ネットワーク環境の整備が必要
 オンライン研修はネットワークの接続状況や通信速度によっては「映像が止まる」「スライドが見づらい」といったトラブルが生じる可能性があります。研修中の不具合が多いと、ストレスの増加や集中力の低下により学習効率の低下に繋がります。

 また、運営面に関しては対面環境と同様の内容をやる際には、資料等をオンライン環境に適したものに変更する必要があるため、それに向けたコストが発生する可能性があります。

■デメリット②:参加者の状態が把握しづらい
 オンライン研修では、受講生の状況をカメラで映っている範囲でしか確認することができません。講師や運営側が受け取る情報が少ないと、受講者の理解度や心理状況を確認して適切な対応をとることが難しくなります。

■デメリット③:グループワークがしづらい
 オンライン研修でもグループワークを実施することはできますが、集合研修に比べると実施が難しい傾向があります。特に身体を動かしたり、実際に業務の内容を実施してもらったりする内容はオンライン研修で実施するのは工夫が必要です。


集合研修とオンライン研修、どちらを選択すべきか?

集合研修に向いている研修

・新入社員研修
 新入社員研修は、基本的なビジネスマナーや社会人としての姿勢などを身につけるために実施されることが多いですが、同期同士や先輩社員との交流を深める意味合いも強いでしょう。そのため、オンライン研修よりも実際に会うことができる集合研修が向いていると言えます。

・身体を動かす内容がある研修
 グループワークで身体を動かす内容や、接客のロールプレイングのように実際のお客様をイメージする内容がある場合には、オンライン研修では実施が難しいでしょう。集合研修を活用することによって、よりフィードバックの質を高めたり、受講生同士で学ぶ機会を増やすことができます。

オンライン研修に向いている研修

・インプットが中心の研修
 オンライン研修は身体を動かしたり、実践する形式の内容は比較的実施が難しいですが、デスクワークの効率化を目的としたITツール関連、業務内容の理解や知識提供などの「インプットすることが中心の研修」には向いていると言えます。自宅や好きな場所での受講が可能であるため、リラックスした状態で集中することができます。加えて、オンライン研修は録画したものを繰り返し視聴することもできるため、学び直しによる知識の定着が期待できます。

・複数の拠点や店舗で実施する研修
 地域をまたがって複数の拠点や店舗がある場合には、集合研修を実施することは時間的なコストや金銭的なコストが大きくなります。オンライン研修ではインターネット環境を整えていれば、どこにいても同じタイミングで研修を実施することができます。


集合研修を効果的に行うためには?

 集合研修の成果は知識やスキルの習得だけではなく、研修の中で講師や他の受講者との関わりによる葛藤や気づきも含まれます。また、集合研修の方法を工夫することで、チームワークの向上や会社の方針への深い理解などを実現することができます。では、集合研修の効果はどのように高めていけば良いのでしょうか。主なポイントをご紹介します。

目的やゴールを明確にする

 目的やゴールを明確にすることは、ビジネスにおいて何に対しても大切ですが、集合研修の効果を高めるためにもやはり大切なことです。

・現場の従業員が感じている課題や困っていることを調べる
・自社の目指す方向性や、それに伴い求める人物像を整理する

といったプロセスを踏んだ上で、「この研修でどのような状態になってほしいか」というゴールを定めましょう。

集合研修とオンライン研修を組み合わせて行う

 集合研修の特徴やメリット・デメリットをご紹介してきました。また、オンライン研修との違いについても確認しましたが、「どちらが良い」という訳ではないことを感じていただけたのではないでしょうか。集合研修の効果を高めて、人材育成を促進するためにはオンライン研修と組み合わせることが効果的です。

・事前のインプットをオンラインの動画で実施する
・実践的な内容を集合研修で行う
・振り返りや学び直しをオンライン研修で行う

というように集合研修とオンライン研修の両方を用いた学びのプロセスを考えることが大切です。

外部の機関を活用する

 自社内で研修の設計〜実施まで行うことはコストや負担が大きくかかります。もちろん、自社にあるノウハウを活かしてより従業員が受け入れやすい内容にすることは効果がありますが、より効果的な研修を実施するためにはプロの力を借りることも大切です。

・効果的な研修の構成
・より専門的な知識や先端技術の提供
・外部の講師が関わることによる緊張感

など様々な効果が期待できます。


リンクアカデミーの研修なら、どんな課題・ニーズにも対応

 リンクアカデミーでは、集合研修・オンライン研修共に、受講者様に満足度の高い研修を実施させていただいております。実績として2021年の1年間のアンケート結果にて、総合満足度において集合研修で5段階評価で4.3、オンライン研修で4.4と、高い基準でのご満足を頂いております。


 研修内容に関しては、
・パソコンスキルの講座提供をしてきた㈱アビバ
・資格取得を支援する講座を提供してきた大栄教育システム㈱
・マンツーマン英会話レッスンを提供してきたディーンモルガン㈱
以上これら3ブランドの知見を活かし、キャリアアップに関するサービスをフルラインナップで展開してきました。


 この実績と経験を活かして、
・内定者・新入社員の育成
・生産性向上
・営業力強化
・DX推進
・リスキリング推進研修
といった幅広い課題に対してもソリューションを提供しています。


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記事まとめ

 集合研修はオンライン研修の発展に伴い、改めてその効果や重要性が見直されています。特にグループワークや実践的な内容を実施する場合は集合型研修が向いていると言えるでしょう。また、受講者や講師など様々な人との交流も生まれるため、研修後のチームワークや部署間の連携が強まることも期待できます。ただし、集合研修の効果を高めるためには、オンライン研修との組み合わせや外部機関の活用も大切です。目的に即して自社に合った集合研修の方法を模索しましょう。

稲冨 健太
稲冨 健太
佐賀県出身。名古屋大学理学研究科にて物理を専攻。「伝統工芸」や「ものづくり」を応援したいという想いで、組織コンサルティング会社に就職し理念浸透・人事制度設計・人材育成・マネジメントなどに従事。独立後、中小・ベンチャー企業へのコンサルティングや商品開発の経験を基に精力的にライティング活動を実施。

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